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面接で高校中退の理由を聞かれたなんて答えたらいい?面接官からの印象は正直、、、

就職面接を控える中で高校中退について理由を聞かれたら何て答えよう?そんな悩みをお持ちのあなた。

私は高校を中退し中卒ですが小売業にアルバイトから従事し、最終的にはエリアマネージャーになりました。

その過程で100人以上の応募者と面接をしましたし、新卒採用も面接官として担当しました。

今日はそんな私が思う「中退の理由を聞かれたら?」についてです。

そもそも中退はどんなイメージ?

中退のイメージが良いなんて事は決してありません。

ただ面接の心配をしていると言う事は履歴書の選考は通ったと言う事ですから、第一段階はまずクリアしてる訳です。

高校を中退しているにも関わらず第一段階をクリアしている理由はいくつかあると思います。

  • その企業で活かせそうな経験がある
  • 今すぐにでも人手が欲しい
  • 応募者が全然いない

ざっとこの辺りかと思います。私は中卒のまま転職をしましたが別の企業でエリアマネージャーをやっています。

その為、私が採用されたのはその企業でも活かせる経験があったと言う事だと思います。(もちろん面接は万全の対策で挑みましたが)

でも、最終学歴が中卒と言う部分だけを考えた時にはマイナスのイメージは間違いなくあります。

義務教育こそ中学校で終わりですが、ほとんどの人は高校を卒業しますよね。中卒の人は8人に1人くらいの割合のようです。

【高校は出て当たり前】と言う風潮は中卒への風当たりを厳しくします。

「高校も卒業できないなんて、、、」

「仕事もすぐ辞めちゃうのでは、、、」

「忍耐力が無さそうだ、、、」

高校を中退した同級生の事を思い出してみてください。

少しやんちゃな方かよっぽど勉強が出来ないとかサボり癖があるような人が多いと思います。

もちろん中には家庭の事情で致し方なく中退など特別な事情がある方もいると思いますがここで重要なのは大半が特別な事情での中退では無いと言う事実です。

結局は「中退する人は」と言うマイナスなイメージで括られてしまうのです。

面接で聞かれる?

聞かれると思います。私も面接官なら間違いなく聞きます。

「差し支えなければ、、、」と言うクッション言葉を挟んで聞いたりしますがそれは結局マイナスなイメージを払拭するほどの回答を期待しているからです。

上記の通り面接と言うのはその企業で働けるかどうかの適性を見極める場な訳で、離職率が高い企業ならすぐ辞めそうな人はもちろん採用しないですし、覚える事が多い企業は勤勉家で無ければ難しいと思うでしょう。

その回答次第ではそこで不採用が決まる事だって充分あり得ますよね。

「めんどくさくなって、、、」

「留年が確定したので、、、」

こんな人を採用したいとはとてもじゃないけど思いません。

何て答えるのがいい?

理由はそれぞれあるかも知れませんが大切なのはその先(現在)にある事実に関心を持たせてプラスの印象を持たせることです。

ウソが良いとは思いませんが馬鹿正直に事実を述べてその時点で不採用では、元も子もないので言葉選びは重要です。

「同級生を殴って退学になりました。」こんな理由を述べた応募者が採用されるはずがありません。

もし仮に事実だったとしても仕方のない事だったんだと思わせるような言い回しが必要です。

ちなみに私は冒頭で中卒だと言いましたが、高卒認定試験を修得し、現在は通信大学に通っています。

ここで求められるのは高校を中退した事よりも通信制の大学に通っている点にいかに関心を向けさせるかです。

私の回答

ちなみに私が実際に転職する時の面接の回答です。

面「高校を中退された理由は?」

私「友人と喧嘩をしてしまい、気まずい思いから学校あまり行かなくなってしまいました。そのまま時間だけが過ぎ、更に学校にいく事が億劫になり退学いたしました。」

面「当時を振り返って退学を回避する方法はありましたか?また後悔してますか?」

私「自身の感情を優先しすぎていたため、友人としっかり話し合う機会、和解する機会を設けるべきだったと思います。現在は社会人として様々な経験をすることで当時の失敗を振り返ることが出来ますが当時は未熟だったためそこまで考えることが出来ませんでした。退学した事はその後、現在に至るまでずっと後悔しています。その為、高卒認定試験を取り現在は通信制の大学に通っています。」

面「仕事をしながら大学に行くのは大変では無いですか?業務に支障はありますか?」

私「もちろん簡単ではありません。ですが周りの皆が高校を卒業し大学に通ったりする中で相応の努力をして来なかった自身への因果応報だと思っています。そう思えば自ずと頑張ることが出来ています。また、通信制の大学では経済やマネジメントについて学んでいるので通信制の大学に通っている事で自身の業務としてスキルアップに繋がる部分もある為、今も通い続けていられるのだと思います」

これで私は採用を貰いました。

結局その企業には行かなかったんですけどね。

回答はエージェントに聞こう

学歴だけでなく面接での他の質問も含めて回答に迷う事が懸念される場合には転職支援サイトは是非利用してください。

今回の記事でスポットの当たっている面接の受け答えについてはあなたに合った模範的な回答を一緒に考えてくれます。

また、エージェントを使うメリットは他にもこんなにあります。

一般公開されてない求人がある

企業によってはその転職エージェントにしか求人を公開してないと言うパターンが実は結構あるんです。

その理由は選考の手間を省きたいや間口を狭くしたいなどあると思いますが、ある程度保障された人に応募して来てもらいたいと言うのが大きいと思います。

つまり転職エージェントを通じて応募をするとそこで一度エージェントのフィルターが掛かっている訳ですから企業も安心ですよね。

面接まで進みやすい

これは上の理由とも通じてますがエージェントのフィルターが通っているならいいだろうと思う訳です。

また通常このようなエージェントと言うのは求職者と企業がマッチングし、無事に就業する事で成功報酬が発生するロジックになってます。

なのでエージェントも採用の見込みが薄い求人をわざわざ紹介しないんですよね。

求人の詳細が分かる

一般公開されている部分よりもさらに細かい部分まで応募前の段階で知る事が出来ます。

また、仮にそこで分からないことがあってもエージェントが企業に確認してくれたりもするので応募するかどうかをしっかりと吟味することが出来ます。

履歴書や職務経歴書の添削をしてくれる

企業はもちろん応募者の人物像なんて知りません。それを唯一知ることが出来るのが応募書類です。

どんなに応募者が魅力的な人でもそこで弾かれたら何の意味もありません。

自身の経歴に自信があるにしても無いにしても応募者の魅力を引き出す履歴書や職務経歴書になっているかと言う事ですね。

相手はプロなのでこれを頼らない手はありません。

面接のサポートをしてくれる

企業によって面接ではこういう質問が来るのかエージェントが知っている場合も多いので、それに対する模範的な回答を教えてくれたり、あなたの経歴に合った最適な回答を導いてくれます。

また面接の受け答えだけでなく身だしなみや立ち振る舞いなど面接官に好印象を与える面接の仕方を教えてくれます。

採用のプッシュをしてくれる

企業が複数名の求職者のうち誰を採用するか迷ったりするときに直接それをエージェントに問いかけてくることが有ります。

その時に求職屋の採用をただプッシュするだけでなく企業にとって採用する事によるメリットも伝えた上で採用への後押しをしてくれます。

条件の交渉をしてくれる

「あと少しだけ給料が高ければ働くんだけどな。」こんな時は普通応募者が直接企業と交渉する事はあまり無いですよね。

それをエージェントが代わりにやってくれます。もちろん絶対上手く行くとかでは無いですがその他にも入社日の調節などエージェントが求職を二人三脚で採用までサポートしてくれます。

まとめ

面接はあなたの採用不採用の印象を決める非常に重要なポイントです。

普段あなたがどれだけ優れていたとしても面接であなたの魅力を伝えることが出来なければ当然不採用になります。

高校中退と言うものは決して良いイメージは持たれないと冒頭にも書きましたがそれをどれだけプラスの印象に変えるかが全てです。

後悔していても始まりません。

採用されるために最善の策を選んでください。

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